転職活動で、一番緊張する場面といえば面接ですね。面接では、応募者の「人となり」、態度や話し方などをチェックします。
面接での受け答えや行動のすべてが合否を左右するため、ここが一番重要だといわれています。今回は、転職における「面接に関する質問」をまとめました。
目次
Q1 転職での面接ではどのようなことを聞かれますか?
新卒時の就職活動における面接では、志望動機や自身の性格などをメインに聞かれることが多かったと思いますが、転職での面接で聞かれることは新卒のときとは少し異なります。
転職面接でよく聞かれることで、新卒のときと異なる項目は以下の5つです。
- なぜ転職を考えたのですか?
- 今まで最も成果を上げた経験はなんですか?
- 給与はどれくらいを希望していますか?
- 当社以外に応募している企業はありますか?
- 入社はいつごろできそうですか?
転職しようと考えているということは、少なくとも「今働いている会社や仕事になんらかの不満があるからだろう」と面接官は思うはずです。
人間関係や職場での待遇に不満を抱いての転職活動なのか、もっと上を目指したいという理由からくる転職活動なのかでは、印象がかなり違ってきます。
転職理由は、できるだけネガティブではなくポジティブな理由を探して、伝えるようにするといいでしょう。
今の会社、あるいは過去に働いていた会社でどのような実績を残したのかというのも、企業は知りたい情報です。話を盛らずに正確に伝えることを心がけましょう。
また、いつ頃入社できるかも聞かれることが多い項目なので、入社可能時期をきちんと調べてから面接に臨むようにしましょう。
Q2 面接の時間が短い場合、不採用であることが多いですか?
面接の時間が短いと、不合格なのでは?と不安に思うかもしれません。しかし、面接の時間が短いから、必ずしも不採用になるというわけではないので、その辺りは安心していいでしょう。
面接の時間は、30分~1時間ほど設定されている企業が多いです。ただ、それ以下であっても、面接官が忙しかったり、あるいは顔合わせや資料の確認のみが面接の目的であれば短くなることもあります。
ただ、何度も面接を受けていて、毎回面接時間が通常よりも短く、その都度不採用である場合は、受け答え自体になにか問題がある可能性もあります。
例えば、自己PRが十分にできていないとか、「質問はありますか?」と問われて、なにも答えられないという場合、改善する必要はあります。
毎回面接の時間が短く、不採用になることが多い方は、受け答えの内容を今一度見直してみるといいでしょう。
Q3 筆記試験がほとんどできなかったら、受かる確率は低いですか?
転職活動での選考において筆記試験を行う企業は多く、主に、能力・性格検査、一般常識、論文・専門領域試験が行われるケースがほとんどです。
筆記試験は、面接だけでは判断できない、基礎能力をチェックするために行われます。試験だけを重視するわけではなく、面接と総合して判断されるので、できなくてもそれを理由に落とされるということは少ないでしょう。
ただ、実務能力を測る試験を行う企業の場合、それを基準に合否を判断するため、まったくできないと不採用になることが多いといえます。
一般的な企業において、能力・性格検査などで落とされるケースは少ないですが、一般常識や論文などはある程度社会人経験がある方がまったくわからないというのは問題ですので、自信がない方は、あらかじめ学び直しておくと安心です。
Q4 転職の場合の面接に適した服装はありますか?
就職活動をしたことがある方なら、どのような服装が面接にふさわしいかはある程度把握していると思います。
転職の場合でも、リクルートスーツをパリッと着こなすほど改まっていなくても、ビジネスシーンにふさわしい服装で面接に臨むのが理想です。
きちんとして、やりすぎるということはありませんが、職種によってはカッチリとしたスーツで面接を受けることが稀なところもありますので、社風は前もって調べておくといいかもしれません。
Q5 最終面接後に、「稟議にかけている」と言われたら不採用の可能性が高いですか?
最終面接に合格すると、内定がもらえると思っている方が多いと思いますが、実は最終面接に合格しても、それが内定とは言い切れないのです。
最終面接が終わると、社内稟議を通して決裁者の承認を得ます。ここではじめて「内定」ということになるのです。社内稟議にかけて、不採用になるケースもあるので、この点は気を付けておきましょう。
まとめ
転職面接は、新卒時の面接とは異なる部分も多いので、あらかじめ聞かれやすい質問などを調べておいて、スムーズに受け答えできるように準備しておく必要があります。
筆記試験も行う可能性が高いので、一般常識などを学び直しておくと安心ですね。また、専門知識が必要な業種なら、時間を見つけて勉強しておきましょう。
最終面接に合格しても、内定をもらえたことにはなりません。さまざまな企業に応募しているなら、この段階で断るのはまだ早いので、しっかり内定をもらってからほかの企業に辞退の連絡を入れるようにしてください。
休みが月に1日、2日しかない時もありました。残業時間は最高で150時間を超えたこともあります。なんとか経歴をつけるために3年間は我慢して働きました。(しかし、我慢せずに退職代行を利用して辞めれば良かったと今では感じます。)
その後は転職エージェント会社に転職しました。主にIT業界の転職をサポートしてきました。ブラック労働で苦しめられた経験から、できるだけ転職希望者の立場に立って働きやすい会社の求人を開拓するよう努めてきました。
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