転職しようと思い立って、自分の向いている仕事がある程度決まったら、今度は準備に移りますよね。今回は、そこで出てくる疑問や質問に、丁寧にお答えしていきます。
目次
Q1 資格がない場合、転職に不利ですか?
転職準備をするとき、必ず目にする履歴書や職務経歴書ですが、そこには必ず資格を書く欄があります。ここを埋めないと、不安になってしまう気持ちはよくわかります。
例えば、職種によっては資格を持っていることが条件となっているところがありますが、その場合は資格がないと応募しても不採用になることが多いでしょう。
ただ、大半の業種や企業では「資格不要」となっている場合が多いです。資格を問われていない場合、特別資格がなくても不利になることはありません。
Q2 平日に就職活動ができない場合、どうしたらいいですか?
働きながら転職活動する場合、大抵平日に面接などを設定することは難しいでしょう。ただ、転職先の企業も土日休みであれば、面接は平日に設定されることが多いです。
土日に転職先を探して、平日に面接が決まったら有休を取得する必要があります。これに関しては毎回有休を取得するのが困難な方もいると思います。
そういうときは、転職先に事情を説明して、平日朝早い時間か、夜遅い時間に面接をしてもらえないか頼んでみましょう。
フレックスタイム制を導入している企業であれば、出社時間を遅らせることができると思うので、周りに気づかれずに転職活動をすることができると思います。
Q3 中途採用者は新入社員よりも昇給が遅いですか?
中途採用者は新入社員よりも昇給が遅いのではないか?と心配して、転職をためらう方も多いようですが、これについては一概には言えません。
給料は、職務給、職能給、成果給・歩合給という賃金制度によって決まります。
職務給は、入社何年目であっても同じ仕事の人には同じ給与を払うという制度です。職能給というのは、社員の能力によって給与を決定する制度のこと、成果給・歩合給は業績によって給与を決定する制度のことです。
この制度に加え、年齢・経験・ほかの社員とのバランスなどを考えたうえで給与を決定しています。
中途採用者だから、という理由だけで昇給が遅いということはまずないと言っていいでしょう。
Q4 働きながら転職活動をするときのコツはありますか?
まずは、現在働いている会社に迷惑をかけないように配慮しながら、休日や休み時間を利用して転職活動を行うことです。
新しい会社に早く行きたい!という気持ちから、現在働いている会社の仕事をおろそかにしてしまうことは避けたいですね。
転職を希望する会社に、働きながら転職活動している旨を伝えれば、ある程度融通を利かせてくれる場合もあります。新しい会社に行くまで、しっかりと責任をもって仕事をすることが大切です。
Q5 今より給料が低い会社への転職は避けたほうがいいですか?
これについては、転職希望理由が「給料が低いこと」であれば、NOといえます。ただ、給料が理由ではなく、働きやすさ、将来のスキルアップのため…など、給料の額とは別の理由で転職したいと考えているときは、避けた方がいいとも言い切れません。
給料は、評価とともに上がっていく可能性があるので、転職してすぐの給料が低いからといって、ずっとそのままだとも言えないからです。
つまり、転職を避けた方がいいか悩む理由が「給料の低さ」だけであれば、チャレンジする価値は十分にあると思います。
まとめ
転職活動は働きながら行う方が多いので、新卒時の就職活動とは勝手が違います。ただ、現在働いている会社に迷惑をかけないように、上手に有休やフレックス制度を使いながら円滑に就職活動を行っている方は大勢います。
転職先の会社にもきちんと配慮しながら、計画的に転職活動を行うようにしましょう!
休みが月に1日、2日しかない時もありました。残業時間は最高で150時間を超えたこともあります。なんとか経歴をつけるために3年間は我慢して働きました。(しかし、我慢せずに退職代行を利用して辞めれば良かったと今では感じます。)
その後は転職エージェント会社に転職しました。主にIT業界の転職をサポートしてきました。ブラック労働で苦しめられた経験から、できるだけ転職希望者の立場に立って働きやすい会社の求人を開拓するよう努めてきました。
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