転職活動全般でよくある質問と回答
就職活動をする前に、覚えておきたいことをFAQ形式でまとめました。転職活動をする人の中で、最も多かった質問を5つピックアップして回答します。
Q1 未経験の仕事に転職するのは厳しいですか?
転職活動をするにあたって、最初に悩むのが「今と同じ業種にするか」「異業種にチャレンジするか」ということだと思います。
これには明確な答えがあります。今の仕事が好きだけれど、人間関係や待遇など仕事内容以外に転職したい理由がある場合は同じ業種にしてもいいでしょう。
反対に、今の仕事自体が合わないと感じているなら、異業種にチャレンジするのも1つの方法です。
その際、どの業種を選べばいいかというのは、自己分析を行って、しっかり自分の強みを知ることからスタートする必要があります。
未経験の仕事でも、企業によっては「未経験OK」とか「初心者歓迎」というワードを前面に出しているところもありますので、未経験でも受かるかな?と心配な方は、このような企業を選ぶと採用の確率は高くなります。
Q2 30歳を超えての転職は難しいですか?
これについては、30歳を超えての転職を「厳しかった」と答えた方と、「不利だと感じなかった」という方が半分半分という結果が出ています。
このことから、転職するなら早い方がいいという見方はありますが、反対に30歳を超えてスムーズに転職できた方は、実績やそれまでの経験を考慮されて採用されたケースが多いようなので、自己PRでしっかりとアピールできれば、決して不利にはならないと考えられます。
Q3 できるだけ短期間で転職するにはどうしたらいいですか?
転職活動をできるだけ短期間で終わらせるためには、まず自己分析をしっかりと行うことをおすすめします。
自己分析を行い、自分の強みを知ること。そこから導き出された答えから自分に向いている仕事がわかります。
あとは、自分の向いている仕事を求人広告から探していき、ピッタリなものが見つかったら、その企業にアピールできるポイントを考えます。
強みがわかることで、自分に合う業種がある程度決まるので、あとは企業を探すだけ…と、かなり時間が短縮できます。
現在仕事をしていて、転職活動に時間をかけられないという方は試してみてください。
Q4 今の仕事も捨てがたい場合、どうしたらいいですか?
転職したいけれど、今の仕事も捨てがたい…そう考える方も多いようです。その場合、自分の望む条件を書き出してみましょう。
【例】
- 年収〇〇〇万円
- 残業20時間以内
- 通勤時間1時間以内
- 土日休み
- 賞与年2回
などなど、自分がどうしても譲れない条件を書き出します。今の仕事と照らし合わせて当てはまっていない部分が多ければ、転職活動をはじめてもいいでしょう。
条件に当てはまる、またはそれ以上の企業が見つかってから考えはじめても遅くありません。今すぐ辞めたい理由がなければ、少し様子を見ることも大切です。
ただ、転職サイトをチェックすることは継続しておいて、いい企業が見つかったらアプローチしてみるのも1つの方法です。
Q5 新卒入社から数か月で転職するのは印象が悪いですか?
新卒入社から数か月で転職することを、「第二新卒」といいます。確かに、就職活動の結果その仕事に就いたのに、数ヶ月でやめたら印象が悪いのでは?と思うかもしれません。
ただ、世の中には「第二新卒」という言葉があるとおり、そのような人はたくさんいます。また、ある程度研修を受けてから辞めた方もいると思うので、企業の中には1から研修をしなくてもいいとプラスに捉えるところもあるようです。
しかし、これはあくまでも同業種に限ります。異業種に転職する場合は、未経験者となり1からのスタートになるので注意が必要です。
いずれにしても、第二新卒は20代と若く、将来性もあるため、採用の確率は決して低くありません。どんどんチャレンジしていきましょう!
【まとめ】転職活動全般でよくある質問と回答
転職活動は、ある程度きちんと準備をするところからスタートする必要があります。就職活動でも時間をかけたと思いますが、基本は同じです。
就職活動のときに自己分析をしたからそのまま同業種の仕事を探そう!と考えている方も、一度自己分析ツールで再度自分の強みを調べてみてください。
年齢や経験を重ねたことで、結果が変わっていることもあります。自分の強みから導き出される業種が本当に長く付き合っていける仕事ということになるのです。
自分と向き合うことからはじめて、次に強みから向いている仕事を探す。ここまでできれば、あとはスムーズに転職活動を進めていくことができますよ!
転職の準備でよくある質問と回答
転職しようと思い立って、自分の向いている仕事がある程度決まったら、今度は準備に移りますよね。今回は、そこで出てくる疑問や質問に、丁寧にお答えしていきます。
Q1 資格がない場合、転職に不利ですか?
転職準備をするとき、必ず目にする履歴書や職務経歴書ですが、そこには必ず資格を書く欄があります。ここを埋めないと、不安になってしまう気持ちはよくわかります。
例えば、職種によっては資格を持っていることが条件となっているところがありますが、その場合は資格がないと応募しても不採用になることが多いでしょう。
ただ、大半の業種や企業では「資格不要」となっている場合が多いです。資格を問われていない場合、特別資格がなくても不利になることはありません。
Q2 平日に就職活動ができない場合、どうしたらいいですか?
働きながら転職活動する場合、大抵平日に面接などを設定することは難しいでしょう。ただ、転職先の企業も土日休みであれば、面接は平日に設定されることが多いです。
土日に転職先を探して、平日に面接が決まったら有休を取得する必要があります。これに関しては毎回有休を取得するのが困難な方もいると思います。
そういうときは、転職先に事情を説明して、平日朝早い時間か、夜遅い時間に面接をしてもらえないか頼んでみましょう。
フレックスタイム制を導入している企業であれば、出社時間を遅らせることができると思うので、周りに気づかれずに転職活動をすることができると思います。
Q3 中途採用者は新入社員よりも昇給が遅いですか?
中途採用者は新入社員よりも昇給が遅いのではないか?と心配して、転職をためらう方も多いようですが、これについては一概には言えません。
給料は、職務給、職能給、成果給・歩合給という賃金制度によって決まります。
職務給は、入社何年目であっても同じ仕事の人には同じ給与を払うという制度です。職能給というのは、社員の能力によって給与を決定する制度のこと、成果給・歩合給は業績によって給与を決定する制度のことです。
この制度に加え、年齢・経験・ほかの社員とのバランスなどを考えたうえで給与を決定しています。
中途採用者だから、という理由だけで昇給が遅いということはまずないと言っていいでしょう。
Q4 働きながら転職活動をするときのコツはありますか?
まずは、現在働いている会社に迷惑をかけないように配慮しながら、休日や休み時間を利用して転職活動を行うことです。
新しい会社に早く行きたい!という気持ちから、現在働いている会社の仕事をおろそかにしてしまうことは避けたいですね。
転職を希望する会社に、働きながら転職活動している旨を伝えれば、ある程度融通を利かせてくれる場合もあります。新しい会社に行くまで、しっかりと責任をもって仕事をすることが大切です。
Q5 今より給料が低い会社への転職は避けたほうがいいですか?
これについては、転職希望理由が「給料が低いこと」であれば、NOといえます。ただ、給料が理由ではなく、働きやすさ、将来のスキルアップのため…など、給料の額とは別の理由で転職したいと考えているときは、避けた方がいいとも言い切れません。
給料は、評価とともに上がっていく可能性があるので、転職してすぐの給料が低いからといって、ずっとそのままだとも言えないからです。
つまり、転職を避けた方がいいか悩む理由が「給料の低さ」だけであれば、チャレンジする価値は十分にあると思います。
【まとめ】転職の準備でよくある質問と回答
転職活動は働きながら行う方が多いので、新卒時の就職活動とは勝手が違います。ただ、現在働いている会社に迷惑をかけないように、上手に有休やフレックス制度を使いながら円滑に就職活動を行っている方は大勢います。
転職先の会社にもきちんと配慮しながら、計画的に転職活動を行うようにしましょう!
転職面接でよくある質問と回答
転職活動で、一番緊張する場面といえば面接ですね。面接では、応募者の「人となり」、態度や話し方などをチェックします。
面接での受け答えや行動のすべてが合否を左右するため、ここが一番重要だといわれています。今回は、転職における「面接に関する質問」をまとめました。
Q1 転職での面接ではどのようなことを聞かれますか?
新卒時の就職活動における面接では、志望動機や自身の性格などをメインに聞かれることが多かったと思いますが、転職での面接で聞かれることは新卒のときとは少し異なります。
転職面接でよく聞かれることで、新卒のときと異なる項目は以下の5つです。
- なぜ転職を考えたのですか?
- 今まで最も成果を上げた経験はなんですか?
- 給与はどれくらいを希望していますか?
- 当社以外に応募している企業はありますか?
- 入社はいつごろできそうですか?
転職しようと考えているということは、少なくとも「今働いている会社や仕事になんらかの不満があるからだろう」と面接官は思うはずです。
人間関係や職場での待遇に不満を抱いての転職活動なのか、もっと上を目指したいという理由からくる転職活動なのかでは、印象がかなり違ってきます。
転職理由は、できるだけネガティブではなくポジティブな理由を探して、伝えるようにするといいでしょう。
今の会社、あるいは過去に働いていた会社でどのような実績を残したのかというのも、企業は知りたい情報です。話を盛らずに正確に伝えることを心がけましょう。
また、いつ頃入社できるかも聞かれることが多い項目なので、入社可能時期をきちんと調べてから面接に臨むようにしましょう。
Q2 面接の時間が短い場合、不採用であることが多いですか?
面接の時間が短いと、不合格なのでは?と不安に思うかもしれません。しかし、面接の時間が短いから、必ずしも不採用になるというわけではないので、その辺りは安心していいでしょう。
面接の時間は、30分~1時間ほど設定されている企業が多いです。ただ、それ以下であっても、面接官が忙しかったり、あるいは顔合わせや資料の確認のみが面接の目的であれば短くなることもあります。
ただ、何度も面接を受けていて、毎回面接時間が通常よりも短く、その都度不採用である場合は、受け答え自体になにか問題がある可能性もあります。
例えば、自己PRが十分にできていないとか、「質問はありますか?」と問われて、なにも答えられないという場合、改善する必要はあります。
毎回面接の時間が短く、不採用になることが多い方は、受け答えの内容を今一度見直してみるといいでしょう。
Q3 筆記試験がほとんどできなかったら、受かる確率は低いですか?
転職活動での選考において筆記試験を行う企業は多く、主に、能力・性格検査、一般常識、論文・専門領域試験が行われるケースがほとんどです。
筆記試験は、面接だけでは判断できない、基礎能力をチェックするために行われます。試験だけを重視するわけではなく、面接と総合して判断されるので、できなくてもそれを理由に落とされるということは少ないでしょう。
ただ、実務能力を測る試験を行う企業の場合、それを基準に合否を判断するため、まったくできないと不採用になることが多いといえます。
一般的な企業において、能力・性格検査などで落とされるケースは少ないですが、一般常識や論文などはある程度社会人経験がある方がまったくわからないというのは問題ですので、自信がない方は、あらかじめ学び直しておくと安心です。
Q4 転職の場合の面接に適した服装はありますか?
就職活動をしたことがある方なら、どのような服装が面接にふさわしいかはある程度把握していると思います。
転職の場合でも、リクルートスーツをパリッと着こなすほど改まっていなくても、ビジネスシーンにふさわしい服装で面接に臨むのが理想です。
きちんとして、やりすぎるということはありませんが、職種によってはカッチリとしたスーツで面接を受けることが稀なところもありますので、社風は前もって調べておくといいかもしれません。
Q5 最終面接後に、「稟議にかけている」と言われたら不採用の可能性が高いですか?
最終面接に合格すると、内定がもらえると思っている方が多いと思いますが、実は最終面接に合格しても、それが内定とは言い切れないのです。
最終面接が終わると、社内稟議を通して決裁者の承認を得ます。ここではじめて「内定」ということになるのです。社内稟議にかけて、不採用になるケースもあるので、この点は気を付けておきましょう。
【まとめ】転職面接でよくある質問と回答
転職面接は、新卒時の面接とは異なる部分も多いので、あらかじめ聞かれやすい質問などを調べておいて、スムーズに受け答えできるように準備しておく必要があります。
筆記試験も行う可能性が高いので、一般常識などを学び直しておくと安心ですね。また、専門知識が必要な業種なら、時間を見つけて勉強しておきましょう。
最終面接に合格しても、内定をもらえたことにはなりません。さまざまな企業に応募しているなら、この段階で断るのはまだ早いので、しっかり内定をもらってからほかの企業に辞退の連絡を入れるようにしてください。
転職の求人応募でよくある質問と回答
転職活動をスタートし、求人を探す段階になったら志望動機や給料、転職先のことなどさまざまな疑問が出てくるでしょう。今回は、以下の5つの質問にお答えしていきます。
Q1 上手な志望動機が見つからない場合、どうしたらいいですか?
志望動機というのは、恋愛で例えると「相手を好きになる理由」によく似ています。自分のことを「なんとなく好きだから付き合おう!」という人と「こういうところが好きだから付き合いたい!」という人、どちらが魅力的でしょうか。
答えは後者ですよね?当たり前のことですが、企業としても自分たちの会社に「絶対に入りたい」と思っている人を採用したいと考えています。だからこそ、志望動機がしっかりしていることが大事なのです。
中には、志望動機がどうしても見つからないという方もいるでしょう。そのようなときは、自分とその企業の接点となる部分を探してみましょう。
そこに応募したいと思ったということは、なにかしらの魅力を感じたということなので、魅力に感じた部分を素直に伝えればOKです。難しく考えることはありません!熱意は必ず伝わります。
Q2 試用期間中の給料は本採用のときより低くなりますか?
試用期間中は本採用のときよりも給料を低く設定している企業もあります。求人広告を見てみると、「試用期間あり」とだけ書いてある企業が多いので、気になる方は面接のときに、給料について聞いてみることをおすすめします。
ちなみに、試用期間は最長1年と定められていますが、1~3ヶ月の会社が多いようです。
Q3 転職先への応募は、今の会社を退職してからのほうがいい?
大半の人は、在職中に転職活動をスタートさせています。必ずしも退職が決まってから転職活動をはじめなければならないということはありません。
どうしても忙しすぎて転職活動をすることができないとか、引継ぎに時間を要するという特別な理由がある方は、退職してから就職活動を始めてもいいかもしれませんね。
ただ、退職してから就職活動をするとどうしても焦りが出てしまうので、できれば今の仕事とうまくバランスを取りながら転職活動を並行して行えるのが理想です。
Q4 応募後に、履歴書に誤りがあったときはどうしたらいいですか?
履歴書を送った後に、誤りがあったことに気づくこともあるでしょう。このような場合は、新しい履歴書を送りたくなってしまいますが、再送するのは避けた方がいいです。
履歴書を再度送るということは、以前に送ったものを破棄して、新しいものと入れ替えるという作業を企業の人が行わなければならず、手間をかけることになってしまうからです。
履歴書は、必ずミスがないように何度も確認してから提出するようにしましょう。また、万が一電話番号や住所など、事務手続きに支障をきたすようなミスがあった場合は、早めに連絡してください。
Q5 一度不採用になった会社に、再度応募することはできる?
一度不採用になった会社が、再度募集をかけているのを見かけた場合、もう一度チャレンジしてみたいと考える方もいるでしょう。
会社側が「過去一年間に応募した方は、応募をご遠慮ください」と書いていなければ、再チャレンジすることは可能です。
ただ、再応募する際は少し注意が必要です。
- 前回応募したときよりも自分が成長したことをアピールすること。
- 自分が足りないと判断された部分をどのようなことでカバーできるのかを考え、それを伝えること。
- 企業がどんな人材を求めていて、どのような点で自分がそれにふさわしいかを考えて伝えること。
この3つを明確にして再応募すれば、採用される確率も高まります。
【まとめ】転職の求人応募でよくある質問と回答
転職活動で求人をチェックしていると、さまざまな疑問がわいてきます。転職活動はいつスタートしたらいいのだろう…と考える人は多いようです。
仕事をしながら、次の仕事を探すというのは結構大変なことです。特に忙しい方は「転職活動なんてできない」と諦めてしまうかもしれません。
今は、エージェント機能の付いた転職サイトなどを利用することで仕事をしながらスムーズに転職活動を行うことができます。転職したい!と思ったら、ぜひそのようなサイトの利用を検討してみてください。
転職の内定・退職・入社でよくある質問と回答
転職を希望している企業から内定をもらったら、現在働いている会社を退職し、入社の準備をはじめなければなりません。
新しい会社に希望を抱いている段階ではありますが、引継ぎや手続きなどやらなければならないことがたくさんありますので、今回は内定・退職・入社の段階でチェックしておきたいことをご紹介します。
Q1 転職が決まったものの、後任がいないとき、どうしたらいいですか?
実は、今行っている仕事を引継ぎできる人がいない場合でも、退職することはできます。就業規則に基づき、退職の意思を表明すれば退職自体は可能ですので、後任者のことをあなたが考える必要はありません。
ただ、後任者がいないからといって、なにもせずに辞めるのは無責任ですね。自分が今行っている仕事の引継ぎ資料などを作成し、次に同じ業務を行う方に迷惑が掛からないように配慮してあげることが大切です。
また、あらかじめ後任者がいないことがわかっている場合は、転職が決まったら早い段階で上司に相談することをおすすめします。
Q2 退職理由が言いにくい場合、?の理由を言ってもいいですか?
退職理由が人間関係だったり、会社の待遇の悪さだったりした場合は、正直に言いにくいでしょう。
しかし、だからといって嘘の理由を伝えることが望ましいとは言えません。こういう場合は、「次にどんな仕事をしたいか」を伝えるとうまく行くことが多いです。
「スキルアップのため」「違う業種にチャレンジしてみたい」「通勤時間が短い職場に転職したいと望んでいた」…など、自分にとってよりよい環境を求めて転職活動をしてきた旨を伝えれば、理解してもらえることがほとんどです。
ただ、この場合、転職理由が「今の会社にはない要素であること」が必須です。例えば、家の近くに別の営業所や店舗がある場合は、異動を提案されてしまうことがあるので、理由を探すときはその点にも注意しましょう。
Q3 内定後すぐに、給料や残業について聞いてもいいですか?
面接の段階で、給料や残業について聞く機会もあると思いますが、心証が悪くなることを避けるあまり、それらの質問を控えてきた方もいるでしょう。
内定が決まったら、聞きたいと思うのも無理はありません。ただ、聞くときには少し配慮する必要があります。
「この段階でお伺いするのは申し訳ありませんが…」と一言添えて聞くのが望ましいですね。また、「入社後の生活について今から考えておきたいので」といったポジティブな前置きをして聞くという方法もあります。
直接聞くのは抵抗がある方は、「労働条件通知書をいただけますでしょうか?」という聞き方をするのもおすすめです。労働条件通知書には、給料や残業の有無などが記載されているはずです。
その書類をもらえば給料や残業についてわかるので、直接誰かに聞くことなく、知りたい情報が手に入ります。
Q4 転職が決まった後、今の会社で希望の部署に異動が決まったら内定取り消し可能ですか?
内定を辞退することは可能です。この場合、速やかに内定先の会社に連絡を入れて、転職を取りやめる旨を伝えましょう。
企業に申し訳ないという思いから、嘘の理由を話す方もいるようですが、この場合は正直に伝えることがマナーです。
企業からすれば、内定を辞退する方はめずらしくないため、それほど迷惑に感じることはありません。理由をきちんと誠実に伝えましょう。
Q5 前の会社が退職月の残業代を払ってくれません、どうしたらいいですか?
残業代を払わない行為は違法です。企業側にきちんと話をしても取り合ってもらえない場合は、労働基準監督署に相談してください。
しかし、あくまでも労働基準監督署への相談は最終手段です。未払いの残業代は事務処理がうまく行かずに支払われていない場合もありますので、まずは根気強くメールや電話、郵便などで連絡を取り続けましょう。
これについては、その後の転職者にも影響が出るため、泣き寝入りしてしまうことは避けたいですね。
残業代の消滅時効は3年(2020年3月31までに発生したものについては2年)となっておりますので、期限内に解決できるように行動する必要があることをお忘れなく!
【まとめ】転職の内定・退職・入社でよくある質問と回答
転職先に内定が決まったら、つい浮かれてやるべきことを忘れてしまいそうですが、引継ぎや退職に伴う手続きなどをきちんと行う必要があります。転職先で気持ちよく仕事をはじめられるように、円満退社を実現したいですね。
給料について聞きにくいと感じる方もいると思いますが、新しく仕事をはじめるうえで大事な部分なので、入社前にしっかりチェックしておきましょう。
ブラック企業に勤めていて、辞めるに辞められないという方は、「退職代行サービス」というものもあるので、会社と関わらずにスムーズに退職したい方は利用してみることをおすすめします。
休みが月に1日、2日しかない時もありました。残業時間は最高で150時間を超えたこともあります。なんとか経歴をつけるために3年間は我慢して働きました。(しかし、我慢せずに退職代行を利用して辞めれば良かったと今では感じます。)
その後は転職エージェント会社に転職しました。主にIT業界の転職をサポートしてきました。ブラック労働で苦しめられた経験から、できるだけ転職希望者の立場に立って働きやすい会社の求人を開拓するよう努めてきました。
最新記事 by ゆうと(キャリアアドバイザー) (全て見る)
- デジハク -
- テックアカデミー -
- SHElikes(シーライクス) -
- Samurai Engineer -
- WEBCOACH -